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ビブリア古書堂の事件 手帖III〜扉子と虚ろな夢〜 [あきらさん]

ビブリア古書堂の事件手帖III〜扉子と虚ろな夢〜[KADOKAWA]


三上延
2022年03月25日

春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。
ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。
なぜ——不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていく——。






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